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日本の『ゴールデン・サイクル』の ”昔と今”

日本の『ゴールデン・サイクル』の ”昔と今”

『第3の超景気 ゴールデン・サイクルで読み解く2025年 嶋中雄二 著』
を読んで、ハイライト部分をまとめました。

【ゴールデン・サイクルの大前提とは】

2025年には、1970年以来55年ぶりに大阪で国際博覧会(万博)が 開催される可能性があります。今から2年後、2020年の東京オリンピック・パラリンピックとワンセットで2025年の大阪万博を日本に呼び込むことができれば、それは2020年からさかのぼること56年、日本経済が戦後の高度成長期にあっ た1964年に東京オリンピック、また1970年に大阪万博がそれぞれ開催されて以来の快挙になるのです。
引用: (Kindle の位置No.109-113). 株式会社 日本経済新聞出版社

2018年11月23日、『大阪万博』の2025年開催が決まりました。
これで、この著書で述べられている『ゴールデン・サイクル』が『今』に起きうる大前提が揃いました。

【ゴールデン・サイクルの定義】

以下の4つのサイクルの上昇局面が重なる現象が、『ゴールデン・サイクル』です。

1. コンドラチェフ・サイクル(超長期循環、56年)
2. クズネッツ・サイクル(長期循環、25.6年)
3.ジュグラー・サイクル(中期循環、9.6年)
4. キッチン・サイクル(短期循環、4.9年)

日本が、『ゴールデン・サイクル』に乗っている事を示すグラフです。

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引用: (Kindle の位置No.131). 株式会社 日本経済新聞出版社

【2011年~2025年頃までの日本での出来事】

2011年:東日本大震災
2012年:アベノミクス
2014年:消費税率8%、衆院選
2016年:熊本地震、伊勢志摩サミット、参院選
2018年:明治元年から150年
2019年:天皇退位・新天皇即位、新元号制定、G20大阪サミット、参院選、ラグビーW杯、消費税率10%へ
2020年:東京オリンピック・パラリンピック
2025年:大阪万博開催
2027年:リニア中央新幹線開業

このように、日本が『ゴールデン・サイクル』に乗っているとしても、短中期的にはそう簡単には問屋が卸しません。

【東京オリンピック後は、2021年にかけて深い後退局面へ】

2016年で在庫調整の底を打った短期のキッチン・サイクルが、2019年9月まで続いて82カ月の戦後最長景気達成後、東京オリンピック・パラリンピックをはさんで2021年まで暗転していくという、4・9年周期の短期循環の近未来の具体的イメージ
引用: (Kindle の位置No.180-182). 株式会社 日本経済新聞出版社. Kindle 版.

それでは、日本の前回の『ゴールデン・サイクル』当時の日経225チャートを使って、『今』と比較してみましょう

1964年の東京オリンピック開催の2年前までと、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催2年前である今の2018年までのある一定期間を比較してみます。

【『昔と今』の東京オリンピック開催2年前までの “14年間の日経225月足チャート” を比較】
① 1949~1962年分

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引用:http://baseviews.com/chart/nk225-j.html から

① 2005~2018年分

※ 楽天証券マーケットスピードの月足チャート利用の理由は、上記チャートと同じものをこの期間で利用するとボラティリティが大きすぎるため一画面に収まらない為です。

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比較のポイント
・特に2018年までの月足そのものにこだわって見てしまうと一見、2つのチャートは異なるトレンドに見えてしまう。
・それぞれのチャートは俯瞰するようにして下さい。2018年までのチャートは、オレンジ色の長期移動平均線を頼りにしましょう。
・1950~1953年の朝鮮戦争+1953年のスターリンショックを経て1955年半ばまでの⤵⤴⤵と、2006年から2011年ごろまでの長期移動平均の⤵⤴⤵の『近似性』
・1957年後半~1961年までの上昇相場と、2013年~2017年までの同じ上昇相場の『近似性』
・1961~1962年の『下降ともみ合い』と、2017~2018年にかけて同じく『下降ともみ合い』

まさに、『コンドラチェフ・サイクル(超長期循環、56年)』により、今の日本には『ゴールデン・サイクル』が再来しているとみてよさそうです。

では、東京オリンピックまでと大阪万博までの日経225はどうなるか?

【日本経済は2013年に底入れ、設備投資の波(中期循環のジュグラー・サイクル)が2027年へ向けて再び上昇】

これまでの異次元金融緩和による投資採算の改善と空前の人手不足、さらに法人減税など政府の投資促進税制に促されて出つつある設備投資の中期循環に関して論じています。
引用:(Kindle の位置No.183-185). 株式会社 日本経済新聞出版社

次に、『昔』の『ゴールデン・サイクル』時の東京オリンピックを経て大阪万博と、その先の日経225月足チャートの経過を確認してみましょう。

【1959~1971年までの日経225月足チャート】

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つまり、『今』にあてはめると、【2015~2027年まで】に相当します。

そうすると、2019年以降は

・1963年後半から東京オリンピックを経て、1965年半ばまで日経225下落 → 2019年後半から東京オリンピックを経て、2021年半ば頃まで同じく日経225下落基調
・その後、『昔も今も』大阪万博が終わるまでは日経225上昇基調
・さらにその後、もみ合いを形成し、なんと『札幌五輪(1972年)』を経て日経225は上昇基調

『札幌五輪』?? 『2018年を終える今』それって決まったましたっけ???

はい、まだ何も決まっていません。

前述した、2027年のリニア中央新幹線開業と、もし、『2028年2026年札幌五輪開催』が決定すれば、まさしく『昔』のような強い上昇局面が続くでしょう。

実は、札幌市は冬季五輪の招致活動してます。
『2026年冬季オリンピック・パラリンピック招致』
北海道新幹線の札幌駅延伸を見込み、その一大イベントとして、五輪招致を “目論まざるを得ない” と思います。

この記事では、『第3の超景気 ゴールデン・サイクルで読み解く2025年 嶋中雄二 著』のハイライトをまとめました。
もちろん、同書には2019年以降の検証についてこと細かに記載されています。
そこはぜひ、あなたが同書を手に取っていただき、ご確認してみて下さい。

【追伸】
ちなみに、コンドラチェフ・サイクルが循環して、なんと『岸信介』元総理の孫である『安倍晋三』が、現在の総理大臣なんですね。
なにか陰謀めいたストーリーがありそうですね(笑)

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